今回はブックレビュー。初心者コーディネーターのセミナーなどで「どんな本を読んで勉強したらいいですか?」とよく質問されます。この本のサブタイトルは「インテリアは人生に関わる仕事」。インテリアに関わる全ての方におすすめです。もちろん、リフォームやインテリアの模様替えをお考えのお客様にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
秋晴れの爽やか〜な日は、お昼休みにバルコニーでの読書が気持ちいい。読みやすく、美しいファブリックの写真が満載。タイトルは「マナトレーディング インテリアファブリックの世界(改訂新版)」著者は、マナトレーディングの創業者の齊藤 伸一氏。
インテリアコーディネーターなら、マナさんのショールームに輸入壁紙やカーテンのことで一度は足を運んだことが・・・もしくは毎週という人もいるかと思います。中目黒のショールームには、世界中から取り寄せられた超一流のファブリックが美しくディスプレイされています。
そんなマナさんのこれまでの歩みを振り返るところから始まります。その中で、齊藤氏がインテリアでお客様の人生に深く介在できた感動も語られています。
2章から4章の中には、インテリアコーディネーターとして成功するにはどうしたらいいのか?というアドバイスも織り込まれています。世界のインテリア業界を見続けてきた方の言葉は、広く、深く心に染み入ります。日本のインテリア業界に足りないものはなんなのか、少しわかる気もします。
そして何よりも斎藤氏が、インテリアコーディネーターや、デザイナーに愛情を傾けてくださっていることが終始感じられるのです。
後半は、マナさんが取り扱っている21のブランドの特徴を、最新の画像とともに紹介してくださっています。全部知っているはず!と思ったのですが、正直2つほど、あまり知らないところがありました。(ダメだわ)
ショールームに伺うと、美しいファブリックにいつもため息がこぼれます。中には「この生地の平米単価はエルメスのスカーフよりお高いかもぉ・・・」というものもあります。もちろん、お手軽なものまで価格も種類も幅広く揃っています。
カーテンだけでなく、ラグやソファーの張り地、壁紙、照明のスタンドなども揃います。それらの買い付け時の選択基準は「その商品が魅力的か」という尺度が利益よりも優先されているとのことも書かれていました。だからこそ、私たちを魅きつけて止まないのですね。
ぜひ、皆さんも自分にとってインテリアとは何なのか? あたらめて考えて見てはいかがでしょうか?
https://www.manas.co.jp/
☆壁紙やカーテンを新しくして、毎日の暮らしを変えて見ませんか?
心模様まで変える力がインテリアにはあるんですよ。
一緒にショールームに行って見ませんか?楽しいですよ!
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HARU Interior Directions,Inc.
ツジ チハル
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