キリムのショールム、ロゴバさんは、私のオフィスから歩いて行ける平河町にあります。用事があって伺ったら、素敵なキリムを発見!そして、それに組み合わされていたのは、フリッツハンセンのアニバーサリーモデルのエッグチェアやスワンチェア。素敵でしょう?ご紹介しますね!
何が今でのロゴバのキリムと違うのか?上が新しいキリム。下が従来通りのキリム(ロゴバホームページより)。もちろんどちらも綺麗です、お好みによると思うのですが。新しいのは、なんだか、色々な色が混じり合っていて、不思議な色を醸し出している感じです。
その名も「印象派キリム」。ステキ!
確かに、点描で描かれたゴッホや新印象派のスーラなどの絵画を思い起こしますね。色々な糸の織目が、点のように見えてきます。名前をつけた方、すごいなぁ!
(下の写真はポール・シニャック《ダイニングルーム、作品152》1886-1887年 広島美術館HPより)
実は、定番のキリムは全てウールに天然の草木からの染料で作られていますが、印象派キリムは化学染料で染められているのだそうです。それは、ずーっと昔、化学染料が出たばかりで、相当貴重だった頃に染められたものだそうです。その糸が折られないまま眠っていたそうです。そのままでは、色が鮮やかすぎるということで、3本の違う色の糸を撚り直して織ったそうです。だからこんなに複雑に見えるのですね。すごい手間がかかっているのでしょうね。(上の写真はポール・シニャック《ダイニングルーム、作品152》1886-1887年 広島美術館HPより)
そして、その印象派キリムに合わせてあるのが、60周年アニバーサリーコレクションのエッグチェアとスワンチェア。この優しい色どうし。好きです、このコーディネーション!チェアのピュアレザーは、時間とともに色が深まっていくことでしょう。レッグの部分も23金メッキが、優しい感じです。
世界中で、各1958脚。年内には、完売しそうとのことです。お値段も、素晴らしいのですが、欲しい方はぜひ実物をご覧になってください。(写真上は、いただいたリーフレットの写メです)
フリッツハンセンのホームページより、素敵な写真もダウンロードしてみました。(上の2枚)
ヤコブセンのチェアって、「永遠のモダン」だと私は思うのです。もっと先の将来、色々新しいデザインのチェアは出てくると思うのですが、50年後にみても「モダン」だと思うような気がします。私がそう思うのはヤコブセンと、葛飾北斎、この二人だけかも。理由は語れませんが、感覚的にそう思うのです。いつ見てもすごいなぁって思うのです。
ロゴバさんには、他にも北欧のチェアや照明がたくさん展示されている癒しの空間です。ぜひ、足を運んでみてください。
☆ラグや、キリム一枚でもお部屋の雰囲気はガラリと変わります。リビングのくつろぎ感もアップします。そして何より、ラグやキリムが入ってこそ、インテリアの完成度が高まります。
☆一人で見ても、コーディネートがよくわからないし・・・と不安なお客様は、私がショールームをご案内しますので、お声がけくださいね。
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HARU Interior Directions,Inc.
ツジ チハル
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