皆さんは、「マギーズハウス東京」をご存知ですか? ガンを経験した人と、その家族や友人などが気軽に、予約もなく無料で相談支援に乗ってもらえるところです。2016年、10月、豊洲にオープンしました。全てが、寄付によって運営されているそうです。今回のチャリティーコンサートでの収益も全て運営に当てられるとのことでした。コンサートは若きバイオリニストが奏でるストラディヴァリウスと、江口玲氏のピアノが懐の深い音色で東京文化会館大ホール2300人の聴衆を魅了しました。
私は以前に、テレビの番組でNPO法人マギーズ東京の活動をみたことがありました。本当に施設の中の毎日の一コマを丁寧に紹介するような番組でした。その時は感銘すると同時に、「それにしても元看護婦さんが、どうやってこんな素晴らしいものを建てて、運営できるようになったのだろうか?」と、その成り立ちを疑問に思いましたが、時間とともに忘れてしまっていました。
今回、ご縁があり、コンサートに伺わせていただくことになりました。はじめに、代表理事の秋山正子氏より、施設や活動の紹介が映像とともにありました。英国で始まったマギーズハウスは、世界に広まっているそうです。東京の施設も2年で15000人の方が利用されたそうです。多くのボランティアの方や企業に支えられているそうです。
そして、この日、3月11日のコンサートは東日本大震災被災者への鎮魂曲から始まりました。
会場には草月流家元の勅使河原茜氏が黄色いミモザを生けてくださったそうです。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「春」がより華やいで聞こえました。
その後に続くピアノ独奏のラフマニノフも、ベンジャミンベイルマンの「スペイン舞曲」も素敵でした。全体的なプログラムが春らしくて、一緒に行った友人も、心が軽やかになったと笑顔で、出口での募金箱に協力してくれました。
私も、帰った後、コンサートで聴いた曲を何曲かダウンロードしました。残念ながらベンジャミンのものは探せなかったのですが・・・。素敵な曲を聴きながら時々コンサートのことを思い出したいと思います。
マギーズハウスは、建物にもこだわりがあるそうです。やはり自然を感じられて、リラックスして過ごせることを重視しているそうです。建物が人に与える影響は大きいとおっしゃっていました。
(写真上、下は施設のプロデュースに携わったコスモスモアのウェブよりお借りしました。私が尊敬する建築家の阿部 勤先生も監修に入ったそうです。詳しくは下記よりご覧くださいhttps://www.cosmosmore.co.jp/project/interviews7 )
さて、私には何ができるのだろうと考えました。何もできませんが、まずは心も体も健やかでいられることに感謝したいと思います。
そして、施設の活動や、素晴らしいチャリティーコンサートの様子、建築についてのことなどをブログで紹介させていただき、一人でも多くの方にマギーズハウスを知ってもらえるようにすることくらいは、しなくては・・・と思い、書いております。
皆さんの周りで、ガンで戸惑っていたりサポートを必要としている方がいらしたら、ぜひ、ご紹介してあげてください。
また、寄付など支援にも色々な方法があるようです。見学会の情報もこちらよりぜひご覧ください。
https://maggiestokyo.org/donate01/
明日はチャリティーコンサートのあった上野の東京文化会館について、お話ししたいと思います!
お楽しみに。
☆リラックスして過ごすことと健やかでいられることは、本当に密接な関係があるのでしょうね。
元気なうちにこそ、これからの住まいのことを考えたり、整えてみませんか?
リノベや、模様替えなど、ぜひご相談ください。
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HARU Interior Directions,Inc.
ツジ チハル
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