今日は趣味のお話。2019/03/28 の本日より、私の通う金継ぎ教室淘の展覧会が開催されています。場所は市ヶ谷駅から5分ほどの一口坂ギャラリー。駅からの道、靖国通りは桜が満開!先生の作品や、生徒さんの作品が沢山並んでいます。ぜひ、お立ち寄りください!(写真上:平野先生の作品を絵にしたポスター。これを目印にお越しください。)
写真上は、本日の靖国通りの模様です。千鳥が淵方面からも、お花見を済ませて来た方々が、そぞろ歩きしていて、ふらりと立ち寄ってくださいました。会場は終始、多くの方々で賑わっていました。
特に、生徒さんが繕った作品の即売コーナーは人気で、今日だけで半分ほどが売れてしまいました!繕われたものの良さは、使ってみて初めてわかることもあるので、お買い得価格のものが初めての方にもおすすめです。
海外からのお客様も、とても熱心にご覧になられて、購入していってくださいました。嬉しいですね。
私はというと・・・「本漆の作品は、今回は間に合わないですー」と、先生にいってみたのですが「全員参加です!」とのことで、とりあえず1枚出してみることにしました。でも、焦るとやはりうまくいかないんですよね。漆が乾く時に少し縮んでしまいました。(写真下)
お世話になっている方からお預かりしたものなので、もう少し綺麗に仕上げたいと思っています。
しょうがないので、展示が終わったら、再度金を蒔いたところを紙やすりで削ってやり直そうと思います。
真っ二つに割れたバラのお皿は少し漆を厚くして強くしたいのですが、一度に厚くは濡れません。うすーく塗っては室(湿度と温度が一定以上の環境。発泡スチロールの中など)に入れて、3週間。そしてまた塗って、室へ。場合によっては削って、また塗って・・・と、何ヶ月もかかります。(写真下は、昨年の11月ごろの裏面)
そして最後に金粉を蒔いて仕上げます。気が長くないとできません。デザイン的には、ちょっと枝に見立てて、棘を描いてみました。
もう一つは、新漆という簡易ですぐ完成する方法のものを、仕上げることにしました。
お気に入りのネックレスです。落として、石が割れてしまいました。もしも金継ぎを習ってなければ捨ててしまったと思います。
パテで埋めたのですが、フラットだとなんとなく自然の石の感じが出なくてつまらないと思いました。なので、あえて彫刻刀で、凹ませたり、傷をつけたりしました。この作用で、人間が自然を模倣するというのは、なんて難しいんだろうと感じました。なんか、意図が感じられてしまうんですよね・・・。
他の作品は和食器が多い中で、私は、アクセサリーと洋皿でコーナーを作りました。本当は骨董好きなんですが・・・。ちょっとは、コーディネーターらしく展示しなくっちゃと、昨夜、夜な夜な小道具をごそごそと探しました。
黒いナプキンと、アクセサリーが浮かび上がる黒いスカーフ。そして高低差をつけるために、ターコイズ色が入った分厚い本などを選んで。
私のは、こんなところなのですが、何しろ他の方々の作品が素晴らしいんです。(写真下)大皿などの大作もありますし、繊細なガラスの作品から、愛らしい小さな作品も。個性が光るものがたくさんあって飽きません。私は、みなさんの作品から色々と刺激を受けて、すごいなぁと感じるばかり・・・。実際にやればやるほど、他の方のすごさがわかるようになりました。
みなさんも、お花見がてら、ギャラリーにお立ち寄りください!私は、この金・土・日も、オフィスにいることが多いです。ギャラリーから5分くらいです。オフィス(写真下青い丸)にもお立ち寄りいただければ嬉しいです!千鳥ヶ淵の桜はライトアップも美しいので、会社帰りもおすすめです!
☆金継ぎって、器のリノベーション!かけたり、ヒビが入ったり・・・使っていればダメージを受けて当然です。でも、使い込んだものには愛着が湧いています。簡単には捨てられません。住まいも同じだと思います。手を入れて、見た目にも美しくしてあげれば、快適で素敵な日々がおくれると思います。ぜひご相談くださいませ!
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ツジ チハル
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