今日は、私のオフィスに可愛いお客様が来てくれました。中学2年生になったばかりの女子3人と男子1人。インテリアコーディネーターの仕事を、色々勉強したり、体験したいということでした。
嬉しいですよね、インテリアに興味を持ってくれたことが!
ほんの2時間弱の時間でしたが、どんなことを感じ取ってくれたことかな?
みんなの将来に、少しでも役に立てたのなら嬉しいのだけど。
最初に代表の女子生徒からお電話をいただいたのは2ヶ月ほど前だったでしょうか?
きちんと、目的や要望をお話ししてくれましたので、ぜひ来てください!とお答えしました。
また、「どうやってここを選んだの?」と聞くと「ブログなどを読んで」とのこと。そっかぁ、ブログもいろんな縁を繋いでくれる大切なものなんだぁと実感できました。書いててよかった!(最近サボり気味だったけど(^_^;) )写真上は、私のオフィスから靖国神社を眺めているところ。
学校からの最終案内を見ると、なんと全員で学校を5時半にバスで出発。上野到着後、それぞれの班で、目的の事務所まで、生徒だけで来るというので、ちゃんと来れるのか・・・それだけが心配でした。
(でも、ここまで来るのも社会勉強だもんね。迎えに行ったりしたらダメだよねぇ)と自分につぶやきながら、私がオフィスの前で、うろうろしながら待っていると、学校で待機している先生から「なんか電車間違えたようで遅れます」と連絡が・・・やっぱり・・・。
20分遅れで到着した生徒を出迎えてくれたのは、シェアオフィスのコンシェルジュの方。よく来たねー!と満面の笑顔と、キットカットで、きっと生徒の緊張感も緩んだことと思います。
席についてもらうと、まずは、自己紹介。どうしてインテリアに興味があるのかを聞いてみました。
お父さんが大工さんとか、自分の部屋をよくしたいとか、身近なことにきっかけはあるようです。
そして「大人になったら、どんなお家で暮らしたいですか?」と聞いてみました。
カフェのような感じとか、縦に空間が広がるような感じとか・・・ちゃんと叶いそうなものでした。
そんなみんなの希望を叶えるお手伝いをするのが仕事です!と説明しました。
(・・・間違ってないですよね?)
私は、昨夜、そんなパワポを夜な夜な12ページ作っていました。いやー、中学生にわかってもらうようにするのは大変。大人のセミナーよりも、単純でストレートな分「本当にこれでいいのかな?」って悩みつつ。
逆に、生徒達が用意してきた質問は「今までやって来た中で一番大変だったことはどんなことですか?」「どういう経緯でコーディネーターになりましたか?」というものでした。お仕事だから、大変なこともいっぱいあるって事実も、お伝えしないといけないかなって思い2つお話ししました。
経緯は、話せば長くなるのですがダイジェスト版でお伝えしました。
「へー!」と、私の紆余曲折にも、ちゃんと反応してくれました。
私が、こんなに長く生きてきて思うのは、「中学の頃の自分にはこれが向いている!」「これが好き!」という感覚が一番正しいんじゃないかってこと。自分を信じて進めばよかったのに、中学3年から高校生になると、なぜか無難な方に流されてしまった私。やっぱり就職してから「違うな」って気づいて回り道。無責任なことは言えないけど、後悔しないように進んで欲しいと思います。
中学生のみんなの手の中には、何者にでもなれる可能性が100%あるのだもの。
質問タイムの後は、実際に作った提案ボードなどを見てもらいました。わぁーと言って、写真を撮ったりしていました。 なんとなーく、仕事の全体像や、流れをわかってもらったところで、海外の素敵なマテリアルボードやムードボード、実例の画像などもみてもらいました。
でも、見ただけじゃつまらないので、実際に作ってもらうことにしました。
壁紙やカーテン、照明のコーディネートを、それぞれの決めたテーマに沿って作ってもらいました。もう迷うことなくハサミを進める子もいれば、慎重に考える子も。カラフルな森や自然の世界を表現してくれる子もいれば、落ち着いた大人の世界を表現してくれる子がいたり。みんな、なかなか個性的に仕上がりました。
テーマに沿ってトータルで考えることが大切ってことを、わかってもらえたなら十分だよ。
で、発表しあって、みんなで記念写真を撮って終了!
10年後、インテリア業界はどうなっているのでしょうか?AIなどが発達しているのでしょうか?
それともファッションや食のように、インテリアも急速に多様化しているでしょうか?
それは私にもわからないけれど・・・気持ちよく暮らしたいという願望はなくならないと思います。
インテリアの未来を明るく予測したいなぁと心から思いました。
ここを出た生徒たちは、浅草に行ってランチを食べたり、雷門を見たりするのだそう。
そりゃ楽しそうだね。お腹がグーって鳴ってたもんね。いろんな刺激を浴びて帰ってね。
いつかまた、悩んだら思い出して相談してね。仕事を楽しめる大人になれることを祈っています。
☆みなさんは、子供の頃に思い描いていたような家で暮らしていますか?
大人になったら忘れてしまっているかもしれないけど、あの頃の夢を叶えてみませんか?
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ツジ チハル
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