クラウドファンディングに、初挑戦しています!
所属するPlus Art推進会が取り組んでいる、「インテリアが人の心や、体に何か作用しているのではないか?そのデータを測定したい!」というプロジェクトの資金を得るためです。実際のプロジェクトの内容や、クラウドファンディングの内容については、下記のURLと前回のブログよりご覧ください。 今回は、その裏側の私たちの様子や、私の個人的な気持ちなどをお伝えします。
まさか・・・こんなことを始めるなんて!と、一番驚いているのは自分自身だと思います。
物の弾みと言いますか・・・あれよあれよと、こういうことになったのです。
https://readyfor.jp/projects/interior
PlusArt推進会の発足については、過去のブログをご覧ください。まだ発足したてです。
最初は、ゆるーい会のはずでした。アーティストの方にも会員になっていただき、交流を深めたり、会員の皆さんで、月に一度ほどギャラリーを訪ねたり、美術館に行ったり。そして、インテリアやアートを通して、お客様の暮らしを豊かにできるような提案をしましょう!といった感じでした。
しかし、一般の方にアートやインテリアの素晴らしさを認知してもらうには何をしたらいいの?
という議題に、「インテリアが人の心を満たすというデータが欲しいよね」となりました。
たまたま、インテリア産業協会で公益性のある活動に助成金を出すので募集を始めた時期でした。
それならと、応募したところから、急速に何かが動き出しました。そして助成金を得られることになりました。喜んだのもつかの間、現実に取り組み始めると・・・予算が足りないのではないか?
よくある話です。
その時、会員の意見は2分しました。私は、(先立つお金がないと、うまくいかないな。
少なくとも、私がイメージする調査には絶対お金が足りないな。)と思ってました。
いやいや、いただいた助成金の中でやるべきでしょう、という意見もありました。
足りないなら、なんで賄うのか?
クラウドファンディングしかないのでは?となりました。
私は、クラウドファンディングの支援者となったことが過去に1度ありました。
元々の知り合いではない人に、夢を叶えたい!とお話を伺い、そのお気持ちに単純に賛同して、ご支援させていただきました。その時初めて、クラウドファンディングのサイトを開きました。そして、他人の夢を応援する人ってこんなに大勢いるんダァ、なんで?と、びっくりしました。
その後、私が支援した人が目標金額を達成して、実現に励んでいることがフェイスブックなどで垣間見れると、とても嬉しく思えました。応援するって悪くないなぁと思いました。宝くじは、結果が出たら終わるけど、支援の喜びは、続くんだなぁと感じています。やってみて、わかりました。
そんな経験もあるし、何をやるにもお金は必要!と思い、クラウドファンディング賛成派となりました。もちろん反対派の気持ちもよーくわかります。こと、お金に関わることです。友人や、知人にお願いするのにハードルを感じない人はいないと思うのです。(いるのかな?)
私は、昔から「人に何かをお願いするくらいなら自分でやったほうが楽!」という性分でした。
親にも心配をかけないようにと内緒にしたことも色々あります。人に甘えるのが上手にできないタイプです。そんな私が、反対派の人に「何しろ、気持ちをお伝えして賛同してもらうしかないんじゃないかと思います!」なんて言っているのです。心の中で(よく言うわ!)と自分に突っ込みながら・・・笑。
結局、私の心の中は
成功させるためにしなければならないこと≧心に不可が高いクラウドファンディング
と言う構図だったのです。
もしかしたら、もっと若かったら、やはり賛成派には回れなかったと思います。
ある程度年齢を重ねると、人に頼られた経験を多少なりとも持つようになります。
あー、頼られるって嬉しいなぁと感じます。そんな経験があって、むしろ、人に頼ることも、人とのつながりを強くするには必要なことなのかも・・・と、かすかに思うようになっていました。
そしてもう一つ、私がクラウドファンディングに取り組もうと思った理由。
それは、この活動を多くの方に知っていただきたいという思いです。特に、インテリアコーディネーターの皆さんに。「インテリアコーディネーターの社会的存在価値をもっと認めて欲しい」「欧米では建築士以上に認められているのに・・・」と嘆く言葉をよく耳にします。確かにそうだなぁと私も思います。でも、その底上げは、自分たちで取り組んでいくほか、ないのです。
こんな小さな会が、些細な取り組みに、四苦八苦しながらやっていることを、知っていただくのには、クラウドファンディングはとてもいいように思いました。もちろん、一般のクラウドファンディングファンの方の目に留まる可能性も高いし、全く畑違いの方との接点も生まれるかもしれないのです。色々な可能性を広げてくれることにも期待しました。実際、現時点で、600の訪問者がありました。
そんなこんなで、今私は色々な方に、連日ご支援をお願いしています。なんだかんだ言って自分の心に負荷がかかっていることはぬぐいきれません。正直こう思ってます。
これは私の人生の中の一つの関所だなって。
きちんと、人に頭を下げてお願いをできる人になるための、超えなければいけない関所。
結婚式のご祝儀のように、今回は頂くけど、いつか立場が変わったら必ずお返しすると言う信頼関係を多くの方と持つこと、そんな風にも考えています。
ね、向いてないでしょ?笑
もっとアメリカンな感じで「私の夢を応援して!そしたらきっとあなたもハッピーよ!」みたいな軽いノリで、やったほうがいいものなんだろうと思います。まだまだそこまでには至れないなぁ。
とはいえ、支援者からのメッセージなどには、本当に涙が出るほど感動しています。そう。得るものも大きいのです。ハイリスクハイリターン?
クラウドファンディングの担当者に見透かされたように「後ろめたさが出たら、支援は受けれないですよ!」と指摘されました。確かにね。
私たちは、誇りを持って、このプロジェクトに取り組んでいることを忘れちゃいけないのです。
きっと、インテリアに携わる人の役に立つ!インテリアで多くの人の暮らしを豊かにする小さなきっかけになれるかもしれない!と言うことを信じてがんばらなっくちゃ!
おそらく私の最初で最後のクラウドファンディング。皆様、応援よろしくお願いいたします!
9月5日まで。all-or-nothing!目標金額に期日までに達成しなかったら、全額支援者にお返しするシステムです。
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HARU Interior Directions,Inc.
ツジ チハル
株式会社ハルインテリアディレクションズ
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